Wed - October 24, 2007[哺乳類の写真/Mammal Photo] アフリカゾウ(マルミミゾウ)- Loxodonta africana cyclotis - African Elephant (Forest Elephant)森の奥のバイと呼ばれる草地でたたずむマルミミゾウのグループ。ちょうど雨季の始まりで、雨が降ると母親と上の娘が下の娘を守るように体を寄せ合う。同じアフリカゾウでも、傲慢にすら見えるサバンナの亜種と違って、マルミミゾウはどこかオロオロしている感じがする。森の中で威嚇されると暴走トラックみたいでそれはそれは怖いけれども。[写真撮影:
2007/08 - ガボン - 体高2m+ - 本館での熱帯林の哺乳類のページへ]
Posted at 03:06 See Photo/写真を見る | Sun - March 18, 2007[哺乳類の写真/Mammal Photo] イヌ - Dog - Canis familiaris海岸を徘徊していた、夜の闇から湧き出た悪鬼の配下のようなモノ。日が昇ると、いずこへともなく消えていった。[写真撮影:
2006/09 - タイ - 本館での掲載ページへ]
Posted at 02:09 See Photo/写真を見る | Wed - November 21, 2007[哺乳類の写真/Mammal Photo] オナシケンショウコウモリのなかま - A Singing Fruit Bat - Epomops sp.訳知り顔でちょっと偉そうに人を見下しているけれど、実はとても小さい。しかし小さいながら、やはり賢人の風貌がある。こんなのの群れに毎晩寝床の天井からじっと凝視されたりすると、色々と良心の呵責にさいなまれそうだが、宗教者の修行にはよいかもしれない。[写真撮影:
2007/09 - ガボン - 体長約15cm -
オオコウモリ科 - 本館での人里の哺乳類のページへ]
Posted at 04:45 See Photo/写真を見る | Sun - January 13, 2008[哺乳類の写真/Mammal Photo] カバ - Hippopotamus amphibus - Hippopotamus
振り向くと、そこにカバ。[写真撮影:
2007/08 -
ガボン
-
体長推定約3m
- 本館の平野・湿地帯の哺乳類のページへ]
Posted at 02:20 See Photo/写真を見る | Wed - September 17, 2008[哺乳類の写真/Mammal Photo] カワリイワジリス - Rock Squirrel - Spermophilus variegatus木の幹や枝を華麗に伝っていくのが木リスで、時々倒木や岩の陰からひょこっと顔を出し、またストン!と消える憶病者がこの地リス。気配を消しているとうっかりすぐそばに顔を出したりするので、いろいろ遊ばせてもらった。[写真撮影
: 2008/08 -
米国アリゾナ州・マデラキャニオン
- 約50cm -
個人的博物館本館の温帯林・寒帯林のほ乳類のページへ]
Posted at 11:48 See Photo/写真を見る | Wed - July 11, 2007[哺乳類の写真/Mammal Photo] スイギュウ - Water Buffalo (domesticated) - Bubalus bubalisタイ北部の山中ですれ違った放し飼いの水牛一家。角を向けて突進してきたらあわれな霊長類などひとたまりもない筈だが、小心で礼儀正しい水牛たちは、道の脇に立ってじっと僕たちの動きを見守っているのであった。アジアでもヨーロッパでも、山林の中のえ?というような場所で放し飼いの牛だの水牛だのが薮から出てくることがあるが、体験としてこれは相当怖い。[写真撮影:
2006/08 - タイ - 推定体長約2.5m -
本館での掲載ページ]
Posted at 07:39 See Photo/写真を見る | Mon - July 14, 2008[哺乳類の写真/Mammal Photo] セグロオオカミ - Canis mesomelas - Black-backed Jackalラーメン王・武内伸=ワンサの訃報に憮然として。[写真撮影:
2005/08 -
ナミビア・エトーシャ
- 個人的博物館本館の砂漠・サバンナ地帯の哺乳類のページへ]
Posted at 10:59 See Photo/写真を見る | Mon - February 2, 2009[哺乳類の写真/Mammal Photo] ソーシュルハナナガコウモリ - Lesser Long-nosed Bat - Leptonycteris curasoaeアリゾナの生き物観察は昼も楽しいが、夜も楽しい。日が落ちて夕飯を摂り、辺りが静かになったらそっと宿を抜け出す。キツネ、ネズミ、ウサギ、スカンク、ミミズク、そんな連中に一通り挨拶を済ませて来たら、あとは部屋の裏でコウモリに遊んでもらう。[写真撮影:
09/2008 -
米国アリゾナ州パラダイス
- 個人的博物館本館の温帯林・寒帯林の哺乳類のページへ]
Posted at 01:19 See Photo/写真を見る | Sat - October 13, 2007[哺乳類の写真/Mammal Photo] ニシゴリラ(ニシローランドゴリラ) - Western Gorilla (Western Lowland Gorilla) - Gorilla gorilla gorillaこのゴリラは人間の感覚で言うとあまり器量は良くないのだけれど、妻子妾を従える現役のファミリーのボスだけあって、風格は見た中でも一番であった。いわゆるシルバーバック、背中の銀が美しい。[写真撮影:
2007/08 - ガボン - 本館でのゴリラ掲載ページ(熱帯林の哺乳類)へ]
Posted at 01:34 See Photo/写真を見る | Mon - April 23, 2007[哺乳類の写真/Mammal Photo] ニホンカモシカ - Japanese Serow - Capricornis crispus静かに山を歩いていると、時々、カモシカが木の陰、岩の上あたりからこちらをじっと覗いていることがある。それが冬の森の中で、雪が音もなく降り積んでいるような時ならとてもいい。後から思い出すと、あれはほんとうだったのか、それとも実は心象風景だったのか、だんだん判らなくなってくるものいい。[写真撮影:
2004/04 - 群馬県 -
体長推定約80cm - 本館での掲載ページへ]
Posted at 02:19 See Photo/写真を見る | Sun - April 8, 2007[哺乳類の写真/Mammal Photo] ネコ - Domestic Cat - Felis catus昔、台湾の友人に「四つ足なら何でも食べる中国人がなぜネコは食べないのか」と尋ねたところ、「猫には霊がある(貓有靈)からでしょう」と言われ、なるほど感じ方は万国共通であるな、と思いつつ、霊があるという言い方には凄みがあるな、と感心したことがある。とは言え、後日、台湾でも一部で猫が食べられていることが判明。そもそも本草綱目にも出ているし。もっとも、本草綱目には人肉の項もあるようだけれど。ちなみに、手許の資料では猫肉は甘酸っぱいとある。人肉は...
止めておこう。[撮影:
2007/02 東京 - 本館での掲載ページへ]
Posted at 02:03 See Photo/写真を見る | Sun - September 16, 2007[哺乳類の写真/Mammal Photo] ネジツノカモシカ - Greater Kudu - Tragelaphus strepsiceros
ほかの派手な羚羊に比べれば明らかに地味だけれど、kudu
には kudu
の確固たる様式美がある。[写真:
2005/08 - ナミビア Namibia - 体長約2m
- 本館での掲載ページへ
]
Posted at 01:02 See Photo/写真を見る | Wed - June 13, 2007[哺乳類の写真/Mammal Photo] パラスシタナガコウモリ - Common Long-tongued Bat - Glossophaga sp.森林内の調査小屋で三日間を一緒に過ごしたコウモリの一群。最初はパタパタ逃げ惑っていたがそのうち馴染んできて、人間に挨拶されても動じず、ハンモックの上の方で寝ていた。吸血コウモリを始めとして色々なコウモリがいるなかで、こいつは比較的馴染みやすい風貌かもしれない。ぺろん、と飛び出した舌がおもしろい。[写真撮影
- 08/2004 -
スリナム・フォルツベルク
- 体長約5-6cm - 本館での掲載ページへ]
Posted at 01:07 See Photo/写真を見る | Tue - August 12, 2008[哺乳類の写真/Mammal Photo] ホオジロシロマブタザル - Grey-cheeked Mangabey - Lophocebus albigena猿というより小鬼という名称がふさわしい、この世に属しているのか、あの世に属しているのか、ちょっと判然としない生き物が、こっちに来いよ、魔界にようこそ、と語りかけてくる。[写真撮影:
2007/08 -
ガボン・イヴィンド国立公園
-
個人的博物館本館の「熱帯林・熱帯雨林のほ乳類のページ」へ]
Posted at 01:59 See Photo/写真を見る | Tue - January 29, 2008[哺乳類の写真/Mammal Photo] マンドリル - Mandrill - Mandrillus sphinx大して深くもなく、取り立てて変哲もないような林の下を、異形のモノどもが行進していく。ギャップが大き過ぎて、何だか現実感に乏しい。[写真撮影:
2007/08 - ガボン - 約90cm -
個人的博物館本館の熱帯林・熱帯雨林の哺乳類のページへ]
Posted at 04:11 See Photo/写真を見る | Mon - March 9, 2009[哺乳類の写真/Mammal Photo] ミナミアフリカオットセイ - Cape Fur-Seal - Arctocephalus pusillus骸骨海岸沿いの道のどんづまりにオットセイのコロニーがあるというから、ナミビアの内陸部から遠路はるばる砂漠を横断して、ここまでやって来たのだった。淋しくてワイルドな海岸には霧も立ちこめていたが、昆布の腐ったような強烈な匂いも立ちこめていた。でも、何となく白人よりは日本人のほうがこの匂いには耐性があるような気もするのだった。[写真撮影
: 08/2005 -
ナミビア・ケープクロス
- 個人的博物館の海洋・海岸の哺乳類のページへ]
Posted at 04:55 See Photo/写真を見る | |
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個人的博物館の別館、肖像館です。ここでは野生生物の肖像をテーマとした写真を展示しています。撮影ポリシーなどは本館をご参照下さい。Personal Museum of Natural History's Annex, devoted to wildlife portrait photographs by n. takano.
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