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[這いずり日記] 長野方面 2016/春その1

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だいたい春になったのに合わせて、二週間弱、山にいた。途中から理事も合流し、それぞれ仕事をしたり散歩をしたりしてのんびり過ごした。

毎年そうだが、この時期は刻々と動物相・植物相に変化が顕れて、気が抜けない。大物はまだだが、ウグイス、たぶんノジコ、ツバメ、キセキレイなどがやって来た。みな興奮しているのはよくわかる。ノスリなど、わざわざくるくると僕の頭上近くまで見にやって来るくらいだ。それでも、クロツグミやオオルリが来る、4月中旬までの僅かなあいだの最大のスターは、張り裂けんばかりに声を上げる留鳥ミソサザイで間違いない。

今年の冬初めて下りてきたカモシカ(いま常駐は二頭のようだ)は同じ場所で健在。そして去年と違い、小屋の前のリスは不在。虫はぼちぼちだが、蝶はヒオドシ、テングチョウ、
ルリタテハ、シータテハ、スジボソヤマキチョウが、取り敢えず晴れれば飛んでいる。裏の池ではカエルが鳴き、そのカエルを狙って早朝はアオサギがつまみ食いをしている。

まぁ人間も似たようなもので、少しわくわくしながら、冬の囲いを外し、タイヤを交換し、今シーズン用のあたらしい撮影機材をテストしたりして、本番前のリハーサルをたのしんだ。さあもう少し。

絶讃開花中:オオイヌノフグリ、フキ、フクジュソウ、コハコベ、ノボロギク、タンポポの一種、スミレの一種、アブラナ科不明、ワサビ、ニッコウネコノメソウ、(スギナ)、サクラソウ園芸種、タネツケバナ、アブラチャン、コブシ。ワサビとニッコウネコノメソウがちょっとした発見。

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[写真撮影 : 2016/03-04 - 長野県] [photo data : 03-04/2016 - Nagano]



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