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[更新情報] アメリカ・アリゾナ州東南部の夏の鳥 (2)

個人的博物館本館を更新しました。アリゾナシリーズの二回目、2008年の8月にアリゾナ東南部で撮影した夏の鳥です。今回は前回の続きで、ラムゼイキャニオン、サンペドロ川国立保護区、パタゴニア湖、フワチューカ山塊あたりで撮影したもの。

前回はキツツキが多かったけれど、今回はワシ・タカが多かった。というわけで更新リストは以下の通り。

イヌワシ、ハイイロノスリ、オオアオサギ、オナガクロムクドリモドキ、レンガフウキンチョウ、メキシコマシコ、イエスズメ、ムネアカルリノジコ、ヒメキンヒワ、メキシコカケス、ニシノドグロアメリカムシクイ、ナゲキバト、オオタカ、カタジロアメリカムシクイ、クロワカモメ、キバラブチタイランチョウ、ウロコウズラ、ホシワキアカトウヒチョウ、アレチノスリ。

サンペドロ川国立保護区というのはシエラビスタの郊外にある。あたり一帯は日射にやられて、草もチリチリと焦げていくようなサバンナなのだが、南北に沿って流れる川の両側にだけに立派な木が並木のように生えていて、そこを頼りに渡り鳥が移動していくという、という何ともダイナミックなことになっている。保護区の入り口から川を目指して、少し歩いただけで水分がどんどん蒸発していくくらいに暑い、というより熱いのだが、川に辿り着くと渡る風が涼しく、鳥がさえずり、足元のぬかるみではカエルが跳ねるという不思議な場所だった。そしてその木の高く、立派なことといったら。

写真は保護区の中にある三日月湖のような池で。スイスイとツバメが飛んでいた。日本にもいる、普通のツバメ。



[写真撮影 : 2008/08 - 米国アリゾナ州・サンペドロ川国立保護区] [photo data : 08/2008 - San Pedro Riparian National Conservation Area, AZ, USA]
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